父、妹夫婦来訪

父と妹夫婦が昨晩からやってきて、一泊していった。
父は友人と中目黒で会食があり、その帰りに寄りたいと前日に電話をかけてきた。
妹夫婦はそれを聞きつけて、自分たちもなんて言ってきた。
みんなが集まってから先日も言った魚屋がやっている安くて旨い居酒屋に。
我が家のでっかい財布こと、父が同席している為、みな遠慮なく食べたいものをどんどん頼む。
店が繁盛していたから、料理が出てくるペースはゆっくりだったが、こういう集まりにはちょうど良いペースだったと思う。
鍋や刺身、揚げ物などを食べたが、シマアジの刺身が特に旨かった。
一通り平らげると、我が家に戻りお茶を飲みながら世間話やら。
最近、突然会話の出来る人間であることが判明した父が、この日も独演会的に会話の中心となる。30年以上の付き合いになる彼だが、まだまだなぞがいっぱいだ。
彼が若い頃コンピュータの黎明期にエンジニアとしてどんな仕事をしていたのかなどを聞き、昔の仕事人の心意気に触れることが出来た。プロジェクトXなどで取り上げられる人たちも、案外家ではなんだかよくわからない親父ぐらいにしか思われてこなかったのかもしれないと思った。
22時ごろになり、妹夫婦は夜は帰る予定だったのだが、帰るのがめんどくさいといって無理やり泊まることに。
4組しかない寝具をやり繰りして、妙な組み合わせの部屋割りで寝た。
今朝は朝から近所に散歩に出て、コーヒー屋で雑談。
昼ごろ家に戻り、駅前の焼肉屋でまたもや父持ちで焼肉。
散々たかられた親父殿だが、とても嬉しそうで良かった。
最近自分が長男として家族からあてにされていることを感じることが増えた。
何か調整役というか、まとめ役のような形で。
こうやって少しづつイロイロな荷を肩にしょっていくのが男の甲斐性ってモノなのだろうか。
世間知らずのぼんくらの僕にはまだ良くわからない。