すすきの

出張の夜、接待的な意味合いで女性が付いてくれる方のクラブ(キャバクラ?違いが良くわからない)へ行った。
僕は日ごろまったくアルコールを摂取しないタイプの生物なので、当然そういうお店に個人的に出かけることはまったく無く、誘われても普通は何が楽しいのかもわからないので断っていた。
ただ今回は自分が推進しているプロジェクトのキーマンの接待的な意味合いの席だということで、正直めんどくさいなぁと思いながら付いていった。

僕が中々今までそういうお店に行く気がしなかったのは、酒を飲むことが無いこともあるが、初対面の人と話すことが苦手だし、苦手なことをお金を払ってまでするのがバカバカしく感じたからだ。
あと騒がしい場所だと、大きな声で話をしなければいけなくて、自分が夢中になれるような話をするんだったら声も大きくなるんだけど、他愛もない話を大声でしなきゃいけないとしたら疲れるなぁとか。
また特に独身の頃は別にそんなところに行かなくっても・・・と言うような自負心があったことも関係あると思う。

で、実際初体験してみてどうだったかと言うと、他との比較が出来ないのでその店がどのくらい良い店なのかはわからないが、綺麗に着飾った普通の女の子と、普通に他愛もない話をしていると、案外リラックスできて、ああ、大人の娯楽ってこういうもんなんだろうなぁと言う感じだった。
こうやって緊張しつつも出かけていって、いる間にいろんな女の子がかわるがわる隣についてくれて、そのたびに他愛もない話をして、その中に気の会う女の子でもいたら、1人でまた行って指名してみたりして、さらに馴染んできて楽しくなってきて、そうやっていいお客さんになるのかなぁと言うことが想像できた。
あと、僕は昔からグループでしゃべるのが苦手なので、基本的に隣の女の子とだけ話していれば良いのも助かった。

まあ、自腹ではこれからもいかなそうだし、特定の女の子を誘い出してどうにかしちゃおう見たいな気持ちになる人たちの気持ちは相変わらず良くわからないのだけれど、いい社会科見学にはなったと思う。