銀色の髪のアギト

すごくつまらない。
ありものを適当に寄せ集めて、きれいな映像、キャラデザインでパッケージしただけの作品だ。
最近のGONZO作品は本当にどうしようもない。
WEBまわりで最近感じるのもこの傾向。
おそらく年少者だけが仲間内で閉鎖的に物を作る傾向がこういう技術偏重というか
表層のクールさにしか反応しないものを作る傾向に拍車をかけているような気がする。
サービスもコンテンツも結局は、大局観の指し示す方向に向かって、想像力をどれほど細部にいきわたらせることができるかでその価値が決まってくる。
これを成し遂げる上で実は経験をつんだ年長者（40代、50代の）の存在が絶対的に必要になる局面があると思う。
ただし最低限その年齢まで柔軟な思考を維持していないとブレーキにしかならないので、年をとってればいいってわけじゃないけど。
もっともっと柔軟にリスクテイクできる大人が沢山世の中に出てくると、もっといろんなものが面白くなると思います。

銀色の髪のアギト 通常版 [DVD]