妹夫婦引越し

妹夫婦が中央線沿線のとある街に引越しする為、その手伝いに駆り出された。
有名な大学が近くにあり、街並みも僕がかつて見た住宅地の中では一番といっていいくらい良く、いきたくなるようなお店がそこかしこに。
なかなかうらやましい環境でした。
ついてから時間があったので、うっかりヨメが古道具屋で買い物。

わりと大きな神社があったので、お参り。
やっぱり学問の神様なんですねェ。土地柄。

今回の部屋は築年数がかなり古い物件なのだが、まさにリアルミッドセンチュリーというディテイルが随所に見られ、なかなか良い。
これは楽しい新生活になるんじゃないかなぁと、他人事としては思うのだが、二人にとってこの転居は単なる引越しというよりも、既存の様々なしがらみ、愛着との決別の意味合いも強いので、寂しさや不安のほうが多そうだ。
数年前に同じような事を経験している僕から言えば、結局は時間だ。時間が全てを少しづつだが変質させ、最良な状況かどうかは別としてここではないどこかに連れて行ってくれる。そして変化は日々感じられるものというよりも、ふと気が付くとここまで来ていたというような感覚で、徒歩で少しづつその場所に近づいて行くというより、瞬間移動に近い感覚なのだ。
でもその移動はやはり日々少しづつの時間の蓄積の結果でしかなく、一定の時間は絶対的に必要だと思う。
だから当面はその時々の今その瞬間を考えて時間をやり過ごしてほしいと思う。