父のブログ

ヨメに続き、父や妹がブログをはじめた。
その中でも僕は父のブログが好きで、更新を楽しみにしている。
今日更新されていたブログではホリエモンについて書いているのだが、その視点が還暦を過ぎても今だ柔軟で、進取の気性を感じさせるもので嬉しくなったので以下に引用。
父の世代の比較的成功したビジネスマンで、賢くも素直な視点と言うのは奇跡的だなぁと思う。

ライブドア証券取引法違反の容疑で検察の手が入ったことが報道され、ライブドアショックという名の急激な株安現象が起きている。私もささやかなインタネット株投資家のはしくれなので他人事ではないのであるが、何となくホリエモンには好感を持ち続けていたので、ホリエモンライブドアにはこのくらいのことにメゲズ、引き続き日本の経済界に新風を送り続けて欲しい・・・とエールを送りたい。 ホリエモン率いるライブドアが果たしてきた日本経済追い風への波及効果は大変なものがあるのではないかと思う。株主を重視し、企業価値を高める経営責任を果たすことの重要性を、多くの伝統的・保守的大企業経営者に浸透させた影響力。功罪はあるだろうが多くの個人投資家を掘り起こし、ネット金融市場が飛躍的拡大したことへの影響力。先の衆議院総選挙への新風、「想定内・想定外」流行語大賞、ブログなど世の中を明るくする文化面への貢献・・・などなどである。 ホリエモンライブドアを苦々しく思っていて、今回の事件に溜飲を下げた人も多く居るのだろうと思う。本当のところのホリエモンの人となりやライブドアの社風は勿論私には知る由もないが、少なくとも表には表れず奥の奥で権謀術数を駆使して巨利を上げている権力者がいるとすれば、そのような権力者に比べて、彼のような経営者は新鮮に写る。社会と率直に向き合い、果敢に生きているように見える。昨日の記者会見でもスタッフが会見終了させようとしているのにも関わらず、率直に発言しようとしていた。 そういえば年末年始のバラエティ番組の中で決して格好良いとはいえない太目のたるんだ体をふんどし一つでさらして、山形出羽山で水行していたのを見たが、何かほほえましく感じた。ホリエモンは広告塔に徹し、有能な若い同士やスタッフに権限委譲と事業遂行責任を持たせている経営スタイルなのかも知れない。ああゆうキャラクタは有能な同僚や部下に好かれるると思う。勿論その反作用としての敵も数多くいるであろうが・・ 冒頭にも言ったように今回の事件を反省・発奮材料としてホリエモンライブドアには更なる飛躍を目指して日本社会へ新風を送り続けて欲しい。そして願わくば、我が息子と同年代の若い経営者の会社がドンドンできて、企業の成長・成熟の過程で、20歳代や30歳代の若手社員に混じって40歳代や50歳代のヒラ社員や管理者も一生懸命働いている・・・そんな社会が来て欲しいと思うのである。