ジョゼ!!
間違いなくここ数年見た映画の中でNO1だと思う。
池脇千鶴演じるジョゼは、僕が思う美しい女性像に限りなく近い。
受容力があり、ほんとの意味で自立している。
だからその時々の"今"を慈しめるのだ。
未来ばかりに目を向けるのは、まだまだ尻が青いのだなぁと思った。
そして男は駄目だ、まともであればあるほど未来ばかりを見て、未来から逆算した今を生きてしまう。
妻夫木くん演じる主人公もそれがゆえにジョゼ以上に豊かな今を分かち合える女性はいないとわかっているのに、想像する未来への恐怖心からそのもとを去ってしまった。
ジョゼが1人で魚を焼いて食べるシーンを見て僕まで二度と忘れられない女性が出来たトラウマを抱えたような錯覚を起こしてしまった。
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