久しぶり

前々職の同僚であり、子供の時からの知り合いでもあるTと会食。
Tには最近第一子が生まれたので、その祝いもかねて。
僕は7歳年下の彼に関しては常に歯がゆさを感じていて、自分の持っているポテンシャルの大きさと、それに引き換えて現状のふがいなさを是非同時に正面から受け止めてほしいと思っていた。
飛躍するには絶対にそれが必要なのだ。

久しぶりに会ったTはリスクを覚悟で転職をし、今の会社でトライする価値のあるテーマに出会い、まっすぐに頑張っているからか、憑き物が落ちたような、サッパリとした顔をしていた。イイ傾向だと思った。必死で目の前のことに頑張っている人間は人のことを見たり、余計な事を考えたりしている暇はない。だから自然とサッパリしてくる。そんな顔だ。

是非自分で心の底からやりきったと思えるまで頑張る体験を積んでほしい。
そうすれば生来持っている資質がまっすぐ伸びるはず。
それをするために、あえて自分の得意な逃げ切りパターンみたいなものを封じて頑張ってみてほしい。
愚直に、非情に。

それを経験して、一回り大きくなって、僕に悔しさを味合わせてほしい。
そんな風に思いました。
久しぶりに熱く、気持ちのいい夜でした。