たまには何でもない事を。
ブログを長く書いている人なら、たいてい昔の投稿をまとめて読んだりする事があって
多分その時の「あーこんな事もあったよなぁ」という感慨がほしくて
誰に頼まれる事も無く、こうやってブログを書いているのだと思う。
そういう時以外に面白く読めないのが、昨日僕が書いたような、正直に言えば、きっと同じような事について
本屋でその筋のご専門の方が書いたのを読めば、よっぽど役に立つし有益!というジャンルの話で
一番面白く読めるのが、あそこ行ってこうだったとか、家でこんなもの食べたとか、そういう記録しておかなければ絶対に覚えていない、そして二度後思い出すこともない場面について書いた記事なのだ。
前置きはさておき、おそらくこれから数ヶ月というもの、自分の人生でそう何度もない、特異な時期になると思うので、その時期にどんなシーンがあったかを、出来るだけ記録しておきたいなと思う。
というわけで最近の僕のささやかな楽しみについてなのだが、
それは自分で淹れるコーヒーなのだ。
もともと僕は喫茶極道なので、近所のカフェに休みの日だと2回くらいは当たり前に行くのだが
出費を控えねばならない今後、そうもしてられないと、豆を買ってきて自分で淹れるようになった。
元々僕はコーヒーを淹れる事にすごく凝った時期があり、今にも自分で焙煎まで始めそうな勢いだったのだが、その時の修練のおかげで、たいていの人よりは上手にコーヒーを淹れることが出来る。
ただ、コーヒーの美味しさはほとんど豆で決まるといってもいいので、淹れ方というのはそれを壊さないようにという程度のものだと思う。
こうやってお湯を沸かしながら、道具をそろえ、豆をひく。
少しづつお湯を注ぎ、ちょっと蒸らす。
コーヒー豆がお饅頭のように膨らんできたら、それを壊さないように細く円を書くようにお湯を注いでいく。
コーヒーが入ったら、タンブラーを持って一人会議開始。
模造紙君とPOST IT君が同僚だ。
そしてヨメのアトリエが臨時の書斎。手芸道具がそこここに。
こんな風に、最近は日々をすごしております。はい。