久しぶりに

今取り組んでるわけではないビジネスのビジネスモデルについて、ちょっとの間考えてしまいました。
そのきっかけとなったのは以下の記事。

Web2.0時代に欲しい保険、資産運用サービス −ITmedia

その中でも以下の記述に、思考が刺激されて、やるべきことを置いておいて方眼紙にあれこれ書いてみたり。遊んでる場合じゃないだろー!って感じなんですが・・・

そもそも保険とは加入者同士が相互に掛け合うものですから、すでにソーシャルなサービスです。しかし、間に介在する保険会社が保険加入者相互の顔を見えなくしているので、その相互性、ソーシャル性を逆に削いでしまっているような気がします。

こういう異なる分野に共通する要素をあぶりだして、片方で成功している方法論をもう一方にも当てはめてみようとするような頭の使い方は僕的にすごーく好きで、こういうのを読むとワクワクしてしまうんですよねー。

取りあえず、15分くらいあれこれと考えて、保険ソーシャルサービスの仕組みとして取りあえず思いついたのが2案

<A>
1.「FP監修の保険シュミレーション」のようなコンテンツをフックとして提供
2.年齢、家族構成とか職業とか、必要生活費等を入力していくと、このくらいのプランがいいですよというようなプラン概要と、その概要にあった提携先保険会社の保険商品が比較される形でレコメンド。
3.シュミレーション利用者の入力情報と、提携先サイトでコンバージョン履歴(おそらく資料取り寄せレベルだと思うが)を関連付けして蓄積
4.年齢、性別、その他もろもろの切り口で、人気があるプランの概要や、実際の商品の人気ランキング、自分のプランが同じ立場の人に比べて過大か過小か等がわかるコンテンツなどを提供

A案強み:利用者が自分の保険商品の会社、商品名、プラン内容を登録する必要がない(あんまり覚えている人いないんだよねー)
A案弱み:コンバージョン履歴の蓄積が「群周知」となる仕組みだが、実際の契約というよりは資料請求レベルの履歴の蓄積になるのでどの程度適切な情報が取り出せるか不透明。またデータの蓄積量が思うように増えず、蓄積データから有益な情報が取り出せるかが不透明。

<B>
1.「FPの保険診断」のようなコンテンツをフックとして提供
2.年齢、家族構成、職業、支払っている保険料や各種保障内容等のプラン概要を入力させ、適切だとか不適切だというようなリザルトを返して診断結果を伝える。そして内容にあった提携先保険会社の保険商品のレコメンド等が行われる。
3.診断履歴情報を蓄積
4.蓄積した情報から年齢、性別、その他もろもろの切り口で、人気があるプランの概要や、実際の商品の人気ランキング、自分のプランが同じ立場の人に比べて過大か過小か等がわかるコンテンツなどを提供

B案強み:コンバージョンを追いかけるわけではないので、データの蓄積のスピードや、確実さが増す可能性が高い。
B案弱み:自分の保険プランを証書を探したりして調べないといけない(僕はこの間入ったばっかりの保険証書をすぐに探せる自信が無いです)ので、面倒になって途中で投げられてしまうかも・・・・・

ビジネスモデルはA,Bどちらもクリック保障の広告かな。カカクコム的なビジネスモデル。

いずれにしても保険って入るまではわりあいに熱心なんだけど、入った後って割りにキレイサッパリ忘れちゃったりするところが難しいところ。
でも保険会社が独自にやっても意味の無いサービスだし、ニーズはあるし、商売としてはうまみもあるし、ベンチャーがやるのに割りにピッタリなサービスのような気がする。なんかもっと頭のいい人がもっと面白い事考えそうだけどなー。保険版@コスメみたいになったりして。

いずれにしてもこういうことを考えるのって、スゴイ楽しいのです。
でも今立ち上げようとしえいる事業が大詰めなんだから楽しい事に逃避しちゃダメだよねー。