今読んでいる

今上巻が読み終わったところなのだけれど、さすが名作だけあって読み応えもある。
頑固なほどに清廉な主人公が、その志を内に秘めながら、本当の成果を得るために清濁を併せ呑む術を身につけていくところなどは読み応えがある。
スピード感を持って事にあたる事は大変重要であるが、より大事なのはスピードの重要性を認識しつつも、期待通りに進まない物事に対して根気よく、諦めず、長期的な視点であたることだ。
スピード感を重要視するあまり、短期的に成果が出ないとすぐにモチベーションが下がってしまうようでは、もう一つ上の仕事は成し遂げられない。
まだまだハラが練りきれていない僕であるが、じっくり腰をすえてハラを練り、胆力を身につけていかねば。

ながい坂 (上巻) (新潮文庫)

ながい坂 (上巻) (新潮文庫)

最近意識していること。

最近気が付くとよく自分に言い聞かせている事が二つ。
当たり前の事なんだけど、きっと今の自分に一番必要な事なんだろうから、記録として。

  • 中途半端に知っている事は、「知らない」事にする

僕はたいていの事を中途半端にしか知らないわけだから、(というかどこまで行ったら中途半端じゃないといえるのだろうか)自分の基本スタンスとしては「何も知りません」「何もわかりません」になる。
その上で僕の程度や価値は、人がそれぞれ判断してくれれば良いと思う。
僕が「何も知らないんです」といった事で、損をしたり、軽んじられたりするなら、それはそこまでの自分、そこまでの縁だったという事だ。
そんな些細なリスクよりも、中途半端に知ってるフリをすることで、他者からの重要なインプットの量が減ってしまう事の方がずっとリスキーだと思う。

  • 先の心配は、先にたどり着いた時に

明日をも知れない不確実な毎日を送っているのに、僥倖の連続でたどり着けるかもしれない、あるステージにおいて想定できるリスクについて今から心配している場合じゃない。
そんな心配が出来るようになったときには、その事を幸運に思わなきゃ。
そして先を十分見渡し、必要十分に考え抜いて動き始めたら、あとは毎日その日その日の心配事を解決していく事に集中しよう。
僕が実装している小さなメモリリソースの一部を、いつ使うかもわからない常駐ソフトに占有させているのはもったいない。いったん常駐からはずして、使う時にまた呼び出せばいいじゃん!

しかし、34歳なんだから、もう少し含蓄のある事を考えていてもいいもんだよなー。
すいません、遅咲きなもんで。

見た。

岡田君も上手だけど、
脇が良いなー
古田新太キム兄ィ、竜ちゃん、千原兄など。
味が出すぎなんですけど・・・

そして宮沢りえの美しさよ。
単に美人だとかそういうことには収まらない
清らかな光のようなオーラを感じます。
ちょっとリラックスしたい時に見るにはピタリかと。

花よりもなほ 通常版 [DVD]

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田中商店さん

本日は、先日参加したわくラボ忘年会の際にご縁がつながった田中商店の田中さんにお会いする為、六本木ヒルズアカデミーヒルズライブラリーまで行って来ました。

先回お会いした時に、実現可能性と、チームの現状をよく踏まえた企画を持ち込んでおられたのを目にして、
「この人は小さな成功体験の積み重ねが、チームを一番鼓舞するという事をわかってる人だなぁー」と感服し
是非一度サシでゆっくりお話を伺いたいと思い、お時間を頂いたのでした。

お互いの立ち上げようとしている事業の事等で情報交換。。というか僕がホント一方的にたくさんの知恵を分けてもらってしまいました。
実践の人が教えてくれる事は、ホント面白いし、役に立ちます。

僕はこの人と仲良くなりたいと思ったら、どうやったら一緒に仕事できるかなーと考えます。
大人になると、意味も無くだべったりしててもあんまり楽しくなので、素敵な人とは仕事という窓を通じて深くお付き合いしたいなぁと思うのです。
そして相手に対するリスペクトの気持ちを、お金をお支払する、利益をシェアするという形で、表現したい。
そういう事ができると、僕はすごくハッピーな気持ちになります。

ご縁があって、とっても興味深い方と知り合えたので、どうやったら一緒にお仕事が出来るか、知恵を絞りたくなりました。今後ともよろしくお願いします!

そういえば、ヒルズライブラリーすごいっす。オノボリ状態で、エレベーターに乗るのにも、お辞儀しそうになりましたよ・・・

資金調達活動開始

昨日より、いよいよ資金調達活動を開始しました。
活動とはいっても、ここはと思うVCさんのお問合せ窓口に対して、メールを送るっていうだれでーも出来る活動です。(まだお正月休み中でしたし)
フツーに無視されちゃったりして・・・なんてヒネた考えをしていたのですが、そんなことありません。
早速アポイントを頂けはじめています。

特に以前からブログを拝読していて、資金調達を口実に(いや資金は必要なんですー)是非面談の機会を頂きたいと思っていたベンチャーキャピタリストの方にも、お時間をいただけたり。

僕らの事業を本当にテイクオフさせる為には、どうしてもまとまった資金が必要。
投資していただく方に対して我々がどういう形で、責任感と誠意を示す事が出来るのか。
無知で不勉強な僕たちですから、たくさんお話を伺って、信頼、信用を頂ける様な事業運営を模索していきたいと思います。

率直なご意見をいただけますよう、よろしくお願いいたします!

子供の名前

一応決めているんです。
「青木 勘祐」
カンスケと読みます。
くしくも今年の大河ドラマ山本勘助が主人公らしいですが、それにちなんだわけではありません。
「勘」という字には、さとるとか理解するというような意味があります。
「祐」という字には高貴な人のそばでその人を輔弼するという意味があり、当家のルーツに由来する文字です。
僕の先祖は今の広島県あたりにあった浅野藩の藩士で、代々「祐筆」という役職についていたそうです。
祐筆については以下引用。

■祐筆( ゆうひつ )
書記ないし記録係とでもいったような役柄であり、世襲制でありました。
幕府では、奥祐筆と表祐筆にわかれており、奥祐筆は中奥にいて将軍の側近に持し、秘書官の役目をしており、文書の処理、秘密政事の取調べなどを行いました。
若年寄の支配に属しました。
表祐筆は、表方の日記、分限、家督などの文書を取り扱うもので、政事に関する秘密文書などには、参与しませんでした。
江戸時代武士の役職

割合地味な役職ですね。
しかし我が父にも、曽祖父にもこの「祐」の文字が名前に含まれているところを見ると、当家においてはそのルーツに対してある種の誇りのようなものを持ってきたんだと思います。

僕も自分に子供が出来たら是非そのルーツにささやかな敬意を払って祐の文字を含めた名前にしたいと思ってきました。
それで、どんな名前にしようかさんざん勘案した挙句「勘祐」に決まったわけです。

最終的には音感で決めました。
かっこつけて生きる事を諦めちゃうような名前というか、突っ込みどころがある可愛げな名前にしたいという願いもあり、この名前になりました。

息子が高校生ぐらいになり、なんだかぼさっとしている感じなのに、坂道を後ろから走って追い抜かしてきた綾瀬はるか見たいな女の子に、持っていたポカリスエットを奪い取られて振り返りざまに「カンスケくん。しっかりしなさいよ!」なんていわれたりするといいよねー等とヨメともども妄想しております。